お尻の緊張と腰痛の関係!
こんにちは、アネストsin灸院の若林です!
日本で腰痛に悩んでいる人はこんなにいるそうです…
・腰痛に悩む日本人の数は、ここ数年1000万人超で推移している。つまり、約10人に1人が腰痛持ちである。
・腰痛の原因は、腰の骨や筋肉の障害、ストレス、内蔵の病気など様々だが、全て合わせると日本人の90%が一生に一度は腰痛を経験すると言われる。
・日本の職場において発生する病気やケガ(業務上疾病)のうち、腰痛は年間600件近く発生しており、全体の約60%を占める。
・アメリカにおいては、腰痛の発生率は全人口の15~20%で、45歳以下の就業不能原因の第1位であるとの研究報告がある。
※数字で見る腰痛より引用
そんな腰痛に関係の深いお尻の筋肉と腰痛について簡単に説明していきます。
腰痛の方に多いのが、お尻の筋肉の緊張が強い方が多いです。
では、自分で、できるお尻の筋肉の緊張のテストの仕方をお伝えします。
このように左右、片方ずつしてみて硬い方を見つけてみてください。
ここの柔軟性が落ちてくると、腰の負担が強くなり慢性的な腰痛や、立ち仕事が多くなると腰痛になるパターンが多いです。
この動きを良くするには「足三里」という脛のツボを使うとお尻の筋肉が緩み、臀部の可動性が一気に良くなります。
また、足三里は腰の少し上辺りの筋肉の緊張にも関係してきます。
「どの辺に張りを感じますか?」と患者さんに聞くと「腰の少し上辺り」を指さす方も中にはいます。
足三里は胃腸の調子を整えるツボとして古くから伝わっています。
その理由は胃腸関係に負担が掛かると、胃の真裏の腰の少し上辺りに張り感を感じやすくなります。
暴飲暴食した次の日はなぜか腰痛が悪化する方はこのタイプかもしれません。
その様な場合の腰痛には「足三里」はぴったりです。
この場合は腰に鍼をしなくても腰痛は落ち着いていきます。
そもそも腰には異常がなく、他の部分の影響で腰に問題が出ているだけです。
今回は、お尻の緊張と胃腸の問題も腰痛には関係性をお伝えしました。
他にも腰痛には関係していることが多いので少しづつお伝えできればと思います。


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