BARの歴史について♪
クールドリオン ジュンペイです☆
BAR
バー
酒場とは
色々調べてみると
洞窟酒場の誕生からお話しさせていただきます。
酒場は当然酒を飲ませるところだった。
氷河期も終わろうとする中石器時代には、気温も温暖化し狩猟生活が始まるが、夜は危険極まりなく、洞窟で火を炊き、身を寄せ合い、肉を焼き、蜂蜜酒(ミード)を飲み、夜の明けるのを待っていた。
いわば、もてなしの空間が形成されていただろうことが推測される。
しかし、まだ文字発生以前の時代で、記録は残ってはいない。
ホメロスの時代の酒場では、共同生活が誕生し、異なった共同体との付き合いの中から「旅」が始まる。
そこで、旅先に宿屋ができ、居酒屋ができ、語らいの場である会議場もできる。
宿屋=酒場=会議場の時代が始まる。
紀元前4000年頃のギリシャにはかなりの宿屋があった。
ローマ時代に宿屋が爆発的に繁盛する時代が始まる。
道路は整備され、勢力拡大により遠方まで出向くようになり、各地に宿屋が誕生する。
この時代の飲み物の主役はワインだった。
民族大移動とともに西ローマ帝国は476年に滅亡し、同時に道路網も寸断され、宿屋や居酒屋にとっての暗黒時代が到来する。
1096年、1147年、1189年、1202年
赤十字軍の聖地巡礼と共に宿屋も復活!
また、ホスピス(修道院)も登場し「イン(inn)」や「タヴァーン(tavern)といった宿屋と酒場が一体化したものも出現(現在のホテルの原型とされている)14世紀後半からは庶民生活も活気を取り戻し、新しい酒場の時代が復活することとなる。
15世紀には巡礼の世界が、商業の拡大とともに拡がり、各地にインの形態が大きく普及されていく。
こうしたインの形が後のアメリカにおける西部開拓史のアメリカンバーの原型となる。
「おもてなしの空間」
それが酒場の原型であり現在のBARである。
諸説あるがBARという空間はお客様の心理や嗜好を読み取るという力量が問われ、知識や技術を鍛錬したバーテンダーがそこには必要となる。
最初から完璧なバーテンダーはいないが、修行をしないバーテンダーもいないので若いバーテンダーの立つカウンターでは、そのバーテンダーの成長もBARに行く楽しみの1つになるだろう。
ぼくもその1人であり、生涯鍛錬を重ねていくバーテンダーでありたいと思っています☆
Thank you☆

山本順平

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