アイスティーの起源の追憶。。。

山本順平【COEUR DE LION】

11月に入りましたが、北海道札幌市はもう冬。。。

今日は、中国茶の勉強会に参加してきました。

クールドリオンの順平です☀︎

中国茶大変興味深いものでした。
お茶の起源
なぜ飲まれるようになったか、どうして飲むのかなど色々学びがあり充実した勉強会でした。

そして今日は少し身近な
「アイスティー」について綴っていこうと思います。

アイスティーの歴史を遡ると、アメリカ南部の冷たくて甘いお茶の文化にたどり着きます。

古き良きアメリカの文化を色濃く残す南部。
レストランでアイスティーをオーダーすると、初めて飲む方はその味に驚くかも知れません。
あらかじめ砂糖がたっぷり入った甘い紅茶が出てくるからです。
アメリカ南部では、アイスティー=スウィートティーのことを言うようです。
このスウィートティーは、アイスティーの起源と深く関わっています…

現在でも、アメリカ南部では、レストランは、もちろん各家庭の冷蔵庫にも、ホームメイドのスウィートティーが季節問わず常備されてるといいます。

これは、日本でいう「番茶」や「麦茶」でしょうか。

アイスティーの誕生の歴史を遡ると、1840年代のイギリスの文献に掲載されてる、ロシアの天然氷を使った冷たいお茶の記事にたどり着きました。

では、天然ではない人工的に冷たくしたアイスティーの始まりはというと、アメリカの冷蔵庫や製氷機など冷蔵技術の発達が大いに関わってくることになります。
アメリカでは、南北戦争(1861〜1865)により北部から氷が届かなくなったため、南部では早くから家庭などで冷蔵庫が普及しました。

ここで、カクテルも登場します。
贅沢なおもてなし品として当時好まれた、お茶にシャンパンなどのアルコールやジュースをミックスする冷たい「ティーパンチ」が飲まれるようになりました。

一般的には、1904年にアメリカ・ミズーリ州のセントルイスで開かれた万国博覧会でイギリス人の紅茶商が提供したのがアイスティーの始まりだと言われています。
このイギリスの紅茶商の記録は残っていませんが、歴史的なことですよね。

1905年に発行されたレシピ本に掲載されたもので、アイスティーにアイスクリームを浮かべたティーフロートが並んでいます。
100年以上前に、このようなアイスティーが楽しまれていたのは驚きです。

アメリカ南部で、甘いアイスティーが誕生した理由を探ると、かつては高価な嗜好品であるお茶や砂糖をたっぷりつかうことがステータスと考えられていたことが挙げられます。
南部はアメリカがヨーロッパの人々によって最初に植民地開拓された地域の1つ。
「貴重なお茶に貴重な砂糖を入れて飲む」という上流階級のステータスシンボルが一般の人々にも普及し、今日に至ったと考えられますね。

また、サウザン・ホスピタリティと呼ばれる、おもてなし好きの南部の気質も「スウィートティー」を広めた一因でしょう。
現在世界的な飲料メーカーのドリンクで、コーラやソフトドリンクは、この南部から誕生日しています。
単に甘い紅茶ではなく、起源や歴史が溶け込んでると考えながら飲むと、より一層味わい深い一杯となりますね。

Thank you☆

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山本順平

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BAR COEUR DE LION 《クールドリオン》